1952-04-23 第13回国会 参議院 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第2号
そういう曽つて総動員法を本にしての委任立法が行われましたが、それと同じような考え方をこの電気の問題においてやられようとするのか、この点は一番大事な問題だろうと思うのでありまして、これを明らかにせられなければ困る。
そういう曽つて総動員法を本にしての委任立法が行われましたが、それと同じような考え方をこの電気の問題においてやられようとするのか、この点は一番大事な問題だろうと思うのでありまして、これを明らかにせられなければ困る。
あなたの総理大臣に対する輔弼というのか、何か知らぬけれども、それが足らんから或いは総理大臣も間違つて総動員法に云々とか何とかということを言わなければならんことになつて来ると思う。集中排除法に指定されているのは十の会社、九つの配電会社と、一つの日発という会社とは一つも法的に相違はありません。私は経済安定委員長として、ずつとその間の事情には直接の責任者だつたので間違いはない。平等に指定されている。
しかるに戦争がたけなわになつて来て、すべての面から、いわゆる政府の方針によつて総動員法を適用下るところの中央水産業会なるものに政府から強制的に改組されたものであります。いわゆる戦争に役立たしめるためにできた中水なのであります。従つで戦争の終つた今日、連合会ができて総動員法が適用されるはずはないのであります。